難破船の甲板でオレは寝言を言う

一回目の人生は強制終了させました。もう40代後半にも入ろうとしてるのに。

○月7日。

会社の仕組みと登場人物 「さっきの、あれどういうこと?全然わからない!」 隣の席の清里さん(♀)が休憩時間、声を荒げた。研修四日目のことだった。 三日目までは全体的に割と順調だった。講師は現場のチーフマネージャー、杉本さん。ちょっと癖はあるが…

○月1日。

○月1日。 さあ、今日から一ヶ月の座学研修が始まる。業務知識をみっちり詰め込まれるのだ。ましてや私の役割はスーパーバイザー。受電オペレーターがわからないこと、困ってることに即座に答えて対応しなければいけないのだ、そのために普通以上にしっかり知…

気がつけば、あれから1年あまりが経っていた。

金融系コールセンターのスーパーバイザー。 これが私が1年前、派遣会社を通じて得た職であった。 どういうこと仕事か一言でいうと、とある金融サービスのお客さんからの問い合わせを受ける電話オペレーターのバックアップサポートである。 電話問い合わせは2…

怒涛の派遣会社廻り⑦ ~一旦完結~

某県某所、外は小雨。さめざめと雨は降っているが季節は3月、さほど寒くはない。 某企業の会社訪問。まずは派遣会社の営業と待ち合わせである。 派遣会社の営業って若い人のイメージだったが、ここの会社の営業は私より年長の人だった。 先日一日で三社周っ…

怒涛の派遣会社廻り➅

疲労で身体はダルい。しかしやるのだ。気合ですね。 — 只野柴犬 Co. (@tadano_planet) 2018年3月13日 3月半ば。 なんせ、生活のためのアルバイトしながらの余裕のない就職活動、いい年齢の自分には割りと体にこたえる。これでも同年代の中ではかなり体力ある…

怒涛の派遣会社廻り⑤

派遣会社三社を一日で周った翌日の会社訪問、ここは以前から予約を入れていた派遣会社だった。ここだけは電話ではっきりと「面接」があると言われた。おそらく派遣会社がクライアントから一任受託されてる職場への派遣なんだろうな、と推測した。 所在地を確…

怒涛の派遣会社廻り④

「恐れ入ります、◯時から面談予約を入れております只野と申します。もしよろしければなんですが、予定より早く伺えそうなんですがご都合の方はいかがでしょうか?」 二社目のRが早めに終わったので三社目Pに連絡を入れてみた。 Pは派遣大手、もしかしたら世…

怒涛の派遣会社廻り③

眺望いいですね pic.twitter.com/w72Ustb5a6 — 只野柴犬 Co. (@tadano_planet) 2018年3月6日 西新宿に来るとよく思う。 「たくさんのデカいビル、たくさんの会社、それを見ている自分はなんて小さい存在なんだろう」と。 西新宿のビル群の風景は私が上京した…

怒涛の派遣会社廻り② 

3月初旬の某日をXデーと決め、一日で主要派遣会社を周ることに。 登録作業やら面談やらで一日3社が限界なので、場所が近い会社同士で予定を組む。 一社目はT。 「はたらいて笑おう。」の広告の会社である。 電車内でこの広告を見るとつい、「笑うんは派遣さ…

怒涛の派遣会社廻り①

なんだかんだいって調べるのに時間がかかりました、今週来週は実行ウィーク — 只野柴犬 Co. (@tadano_planet) 2018年3月4日 まずは派遣、それで決まらなければ直雇用、それでダメだったら、、その時考えるわw — 只野柴犬 Co. (@tadano_planet) 2018年3月4日…

外資系マーケティング会社の入社面接を受けた話④完結

「今週末にどのみち一本電話入れますから。」 担当営業が帰り道に言った言葉。合否が出るタイミングもわからなければ、旗色もいまいち掴めない。紹介者がそんな感じなので、こちらも色々考えても仕方ないからとりあえず待つかといった心持ちである。 週末に…

外資系マーケティング会社の入社面接を受けた話③

「それではさっそく・・・自己PRをお願いします。」 人事担当の若めの女性の一声で始まった。隣にはインド人の女性、その隣には少し前に活躍していた極真空手出身のK1ファイターのニコラス・ペタスみたいなアングロサクソン系の白人男性が座っている。 ↑ニコ…

外資系マーケティング会社の入社面接を受けた話②

履歴書も職務経歴書もこれでいいだろう。 そう思えた朝、気合を入れてスーツを着込み電車に乗る。目指すは山手線の真ん中あたりにある派遣会社。外資系マーケティング会社への派遣の仕事、職種はラウンダーだ。 外資系を狙ったわけではなく、職種で選んだら…

外資系マーケティング会社の入社面接を受けた話①

年始の派遣会社での惨敗を経て、矢継ぎ早に次の行動に出た。 バンバン受けます、選考落ちても全然構わない — 只野柴犬 Co. (@tadano_planet) 2018年1月5日 じっとしていてもしょうがないし、もったいぶるものも特にない。とりあえずどんどん会社の入社試験な…

セールス、テレアポ、新規開拓の本質その4

今回で、現在続けている「セールスの本質」のエントリーの最終章にしようと思う。 もちろん、以前触れたように、補足や補強が必要な部分は折を見てTIPSとしてエントリーを書こうと思っているのでその点ご了承願いたい。 今回はさっそく本題から入る。 トップ…

あなたは最初に名乗る理由を考えたことがあるだろうか? -セールス、テレアポ、新規開拓の本質その3-

前回のエントリー「セールス、テレアポ、新規開拓の本質その2」では、トップ営業マンになるために必要な要素、特にデリバリー(自分がお客さんへ意思を伝える)の部分、 ②「自分を客観的に見つめ、知ること」 ③「一番大事なことを最初に伝える」 の②の部分…

セールス、テレアポ、新規開拓の本質その2

前回のエントリー「セールス、テレアポ、新規開拓の本質その1」では、ダイレクトセールス(新規開拓営業、販売)において、 口の上手さは売るにあたって一番の要素にはならないということ 相手(お客さん)の言動行動を観察した上でトークを変化させ、組み…

セールス、テレアポ、新規開拓の本質その1

今回は今までと違って、日記・体験談風のエントリーではなく、ノウハウ的なものを書いてみようと思う。 私の職務経歴書の中で唯一のキャリアと呼べるものは営業の職歴だけだ。 営業といっても色々ある。個人客向け、法人向け、新規開拓、ルートセールス、提…

【後編】元アウトサイダー40代が挑む、最初の派遣登録会

正月明け早々のちょうど真昼、私は都心ど真ん中にある派遣会社(ア◯◯ス株式会社)の受付の待合スペースにいた。 大きくはないけれども、小綺麗でクッションの効いたカーペットにパーティション、イマドキの会社にありがちな仰々しい感じの社名プレート。 the…

【前編】元アウトサイダー40代が挑む、最初の派遣登録会

今年、2018年の年始のツイッターでこんなことを呟いていた。

キャリアほぼなしでの就活・転職活動の肝

履歴書はなんとかできた。見れる程度に(エントリーできるレベルに)、だが。 この次に考えたことは以下の2つ。 会社勤めで何をやりたいのか(どんな仕事をやりたいのか) そのやりたい仕事をするために今までやってきたことの何が生かせるのか 上記2つを言…

アウトサイダーの履歴書の書き方

履歴書について、結論から言うと・・・

就活にあたって最初の関門

実は。

40代半ば、今さら就活?

「そろそろ会社勤めしようかな・・・」 そう思ったのは、2018年1月のことだった。