難破船の甲板でオレは寝言を言う

一回目の人生は強制終了させました。もう40代後半にも入ろうとしてるのに。

40代半ば、今さら就活?

「そろそろ会社勤めしようかな・・・」

 

そう思ったのは、2018年1月のことだった。

 

その時も働いてはいた。非正規派遣でバイクを使ったデリバリーのライダーである。

 

この仕事は嫌ではない。割のちょっとだけいい(内容を鑑みると、だが。決して高収入ではない)バイト感覚で、事前に提出したシフト通り出勤して真面目に働いていればとやかく言われないし、面倒なことがほとんどない。

前の年(2017年)の秋からライダーとして働いている。

 

 

その時まではテレアポのアルバイトをしていた。地方から再上京してきて、何かとりあえずまとまったお金を稼ごうと思って始めたバイトだった。ここら辺の経緯諸々(地方→再上京の時の話や、テレアポの仕事の中身やコツなど)については、いずれエントリーを改めようと思っているが、結論から言うとうまくいった反面体調不良に陥り、それがきっかけとなりモチベダウン→退職という形になってしまった。

 

都心までの通勤も体力を消耗するし、自宅近くで働くかと思って探したデリバリーのライダー。転倒したり等多少のアクシデントはあったが、ほぼ順調でこれで週5日程度働き、空いた時間で起業準備をしようと思っていた。

 

ところが、である。

 

働き始めて3ヶ月目にして、非正規ゆえの不安定さ、自宅近くの現場の勤務日程がみるみる減っていったのである。月~日まで毎日→金土日の三日間だけに。その理由は、自分が現場に入ることによって売上が上がってその勤務先の上層部の目に下手に留まってしまったからである。

 

 

 

ライダーとしての仕事は他地域の現場に行けばまだまだたくさんある。現場が減ることも実は想定していたので(想定以上に早かったが)、食ってはいける。ただ、このように働きやすいように地を固めても、月々でそれがあっさり崩れてしまうことや、さほど高いわけでもない報酬を考えると長く続けてもなぁ・・・という思いが強くなってきた。

 

そこでもう一つ、当初の計画を狂わす出来事が起こった。

それは・・・詳しくは書けないが、起業を試みようとしていた業界に政府の規制が入ったのである(2つの別々のジャンルで道をつくろうと思ってた、その2つともにほぼ同時のタイミングで。目のつけどころは悪くなかったんだと思う)。その起業を成功させるための近道として大学に行くことも考えていたぐらいなので、今のタイミングでそういう規制が頻繁にかかることがわかって却ってよかったとも言えるが。。。

 

 

「うーん、なかなかうまくいかないなぁ・・・。」

 

 

 

 

誰向けでもなく、自分に向けて独り言を呟く40代半ば。

客観的にみれば、もう出遅れどころから周回遅れで勢いづいてる若い人からみれば、

 

「終わってるな、おっさん」

 

と思われることだろう。

 

ただ、今まで既存のルートをことごとく外れて生きてきたので(今後ゆっくり綴っていきます)今さら遅れどうこうは考えなくなった。これは年齢もあると思う。他人と比べてどうこうというのは若いなとは思うけど、今はそれよりも納得いく生き方をしたい、言い訳を必要としない仕事をしたい、社会の中で生きていきたい、そういう欲の方が圧倒的に強い。

 

 

「どういう仕事をすれば自分的に納得がいくのか」

「それは具体的なイメージとしてどういう姿か」

「何を実現できれば心置きなく死んでいけるか」

 

そんなふうに考えたりするのだ。

 

40は不惑の歳というけど、まだまだだなと苦笑いしたりもするけどね・・・苦笑

 

 

ライダーの仕事も不安定になってきたし、起業の種も一旦潰れてしまったことで、年末年始考え、まずは職を変えようと決めた。

 

 

次からのエントリーでその軌跡を残しておこうと思う。まだまだ途中ですけどね。