アウトサイダーの履歴書の書き方
履歴書について、結論から言うと・・・
経歴を盛った
これである。
正直厳密に言えば詐称だが、明らかな詐称はしていない。ではどう盛ったのか。
昔勤めた数少ないまとも(ギリギリ含む)な職歴の期間を延ばしたのである。
営業の仕事を実際やってたのは正味3年ちょっとぐらいだが、それを10ウン年に、女衒しごとの部分は自営業に(その部分は嘘ではないが業務内容は・・・)、直近に近づくに従って正確に記した(万が一調査されても困らないように)。
ただやったことない仕事や勤めたことのない会社などを書くとまずい。面接面談で突っ込まれた場合、堂々と答えられるようにしないといけない。
また、盛るコツ的なことを言うと、正社員や契約社員で詐称すると年金記録でバレる。できれば年金記録に残らないアルバイト、自営業で書くこと。
ちなみに10年前にも一度一部上場企業の契約社員になったことがあって、その時年金手帳を提出しなければならなかったことがあるのだが、その時総務のおばちゃんはチラ見してぽんと興味なさそうに手帳を置いていってスルーされたぐらいなので、中に入って活躍していればなんとかなると思う(この時は多少詐称していて年金手帳でそれはバレてたと思う)。
いや、誤解していただきたくないのだが、盛ったり詐称じみたことを勧めてるわけではないし、詐称じみたことをしてしてやったりとは全く思ってるわけではない(むしろ逆だ)。ただ、アウトサイダー(水商売など)で生きてきた人でまっとうな社会でやり直したい人は履歴書の職歴の欄に困るだろう。それ一本しかやったことないとさすがに友人に頼んだりするしかないと思うが、少しでも(アルバイトでも)目指す方向性の仕事に寄せて書けるなら多少盛るしかないと思う。それもやる気の一つだと思う。アウトサイダーでなくても、盛るぐらいのことをやってる人は多いし、よほど堅い職業(金融や政府関係)の正社員希望等でなければ調査に入られることもそうそうないと思うしね。
正しくはないが、入り口の時点は多少ごまかしてでもとりあえずとっかかりを作らなければ始まらない。ごまかした分は入ってから真面目に取り戻す、それぐらいの気持ちで。
どう履歴書を加工するかでウンウン悩み、なんとか綺麗な形にして(それでもさほど綺麗ではないけれども)、数日かかってようやく見られる状態に。
「これで戦うしかないな。」
決意新たに次の作業に入る。次の作業は2つ同時に進めなければならない。
次の作業は履歴書の加工よりもはるかに頭を悩ませるものだった。
つづく。